甘くないカクテルが好きな人もいる
女性は一般的に甘いカクテルが好きですし、昨今はスイーツ男子と呼ばれるほど、甘いお菓子が好きな男性も多くいます。
けれども、ことお酒に関していえば、甘いのはちょっとという人は意外と少なくありません。
そんな甘いカクテルが苦手な人におススメなのが、甘さという要素を徹底的に排除したカクテル、ジントニックです。
飲んだことはなくても、名前は聞いたことがあるという人は大変多いと思われる、非常に有名なカクテルです。
おしゃれなバーやダイニングなどでメニューとして用意していますので、比較的、どこででも飲めるカクテルだと言っていいでしょう。
最近では居酒屋のカクテルの品ぞろえが豊富になっていますので、オーダーすることが可能です。
シンプルなカクテルだからこそ
ジントニックの材料となるのは、ジンとトニックウォーター、そしてライムです。
さらに適宜、氷を入れますが、普通に作った氷よりもロックアイスの方が溶けにくく、カクテルを美味しくするのでおすすめです。
グラスに氷をいれ、ジンにライムをしぼり、よく混ぜていったん冷蔵庫で冷やします。
材料が冷えたら、そこへトニックウォーターを注ぎ、ステアすれば出来上がりです。
こうして作り方を記してみると、非常に簡単にできるという気がする一方で、これを居酒屋で注文した場合、オーダーが入るまで待機し、オーダーと共に氷を入れ、生のライムを絞り、ジンと合わせていったん冷やし、冷えるのを待ってトニックウォーターを注いでステアするのにかかる時間は、お客にとっては十分長いと感じるでしょう。
バーで、目の前でバーテンダーが作ってくれるのを見ているのならともかく、料理を食べながらお酒が出てくるのを待っている居酒屋のお客としては、もっとスピーディーにと思ってしまうはずです。
飲み比べてみよう
おそらく、居酒屋ではあらかじめ絞ったライム果汁を使い、グラスにジンとトニックウォーター、それにライムと氷をすべて入れ、ステアして提供すると思われます。
この方法がもっともスピーディーで、お客さんとしてもこれで納得するからです。
とはいえ、店によってはカクテルを提供する以上、こだわりを持っているところもあるかもしれません。
そのため、ゆっくり食事を楽しめるように個室を用意しているようなしゃれた雰囲気の居酒屋に行ってみると、バー顔負けの美味しいジントニックが出てくる可能性もあります。
ステアの仕方一つでがらりと味わいが変わるような、非常にシンプルなカクテルだけに、あちこちでジントニックの飲み比べをしてみるのも面白そうです。